少彦名神社のお守り・ご利益とは?参拝時間やアクセス方法も紹介

大阪の地下鉄淀屋橋駅や北浜駅からすぐのところに、日本の医薬品産業の地といわれるエリアがあるのをご存知でしょうか。

道修町(どしょうまち)と呼ばれるそのエリアには、江戸時代から薬種問屋が軒を連ね、今でも多くの製薬会社がずらっと立ち並ぶ独特な雰囲気。そのビル群に囲まれた一角に少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)は鎮座しています。

この『くすりのまち』一帯を古くから守る少彦名神社は、薬の神様が祀られていることから、健康成就で訪れる参拝客はもちろん、商売繁盛や仕事の成功祈願で訪れる人たちも後を絶ちません。

今回は、少彦名神社のお守りやご利益、今話題の御朱印、神農祭などについて詳しくご紹介いたします。

少彦名神社のお守り・ご利益

地元の人たちから『神農(しんのう)さん』の愛称で親しまれる少彦名神社には、古事記や日本書紀にも記される日本医薬の祖神『少彦名命』と、中国の中国医薬の祖神である『神農炎帯』が祀られています。

これらの医薬にゆかりのある祭神が祀られていることから、病気平癒、健康祈願で訪れる参拝客が多く、さらに、医薬品の安全や医薬品を使用する患者さんの回復を願い、医薬品メーカーに従事する人たちの参拝も絶えません。

お守り

少彦名神社のお守りは、シンボルの張り子の虎がデザインの『健康お守り』や『病気平癒のお守り』。また、医師国家試験の祈願で訪れる人も多い少彦名神社には、医療系の仕事に就きたい方向けの『仕事成就のお守り』などがあります。

また、全国でもあまり類を見ない薬の字をマークに、絵馬の形にかたどった『薬印絵馬根付』や、張り子の虎に五葉笹をあしらった『首振り虎守』などオリジナルなお守りなども。日常の中で、お財布やカバンなどに付けて持ち歩いてみてはいかがでしょうか。

・健康御守(初穂料800円)
・病気平癒御守(初穂料1,000円)
・仕事成就御守(初穂料800円)
・薬印絵馬根付(初穂料1,000円)
・病気平癒健康首ふり虎守(初穂料1,800円)

他にもお札やお守り、絵馬などがあります。

お守りの授与時間は、10時から17時頃までとなりますが、遠方で訪れることができない方や、体調が優れずお越しになれない方は自己負担で郵送での対応も可能です。

ペット祈願

ペットも大事な家族の一員、大切なペットが長く元気で健康に生きて欲しいと願うのは当然ですよね。

ここ少彦名神社は、全国でも珍しくペットの健康成就を祈願できる神社として注目を浴びています。そのため、動物用医薬品メーカーやペット関連メーカーなど、ペットにゆかりのある企業も参拝に訪れるのだとか。

少彦名神社では、ペットの健康祈願だけでなく、お散歩をするときの交通安全を願ったお守りも人気。

なかでも、『ペットのお守り』や可愛い『にくきゅうお守り』、ペット専用の『ペット祈願絵馬』など、多くの人たちがペットの健康と安全を願って訪れる神社です。

・ペット御守(初穂料800円)
・にくきゅう守(初穂料1,000円)
・ペット祈願絵馬(初穂料1,000円)

御朱印

雑誌などに取り上げられたことで、今話題になっている少彦名神社の御朱印。通常の御朱印以外にも、お正月、えびす祭り、節分祭、ひなまつり、神農祭、年越のお祓いなどそれぞれの御神事ごとに限定の御朱印がいただけるため人気があります。

シックな御朱印帳は、張り子の虎と薬の文字をあしらったオリジナルなもの。(初穂料1,800円)

御朱印は、境内に入ってすぐ左にある社務所でいただきましょう。受付時間は10時~16時頃となりますが、祭事によっては受付時間が異なりますので、最新状況は公式のSNSなどでご確認ください。

また、雨の日は、和傘の色がかわる雨の日限定バージョンの御朱印がいただけるとのこと。雨の日に訪れるのも楽しみになりますね。

少彦名神社の歴史

少彦名神社の歴史を見てみましょう。

少彦名神社が鎮座する道修町は、かつて豊臣秀吉の商業政策により、薬の問屋町として栄えてきたエリアです。

江戸時代になると、中国やオランダから日本の長崎へ多くの唐薬種や和薬種が入ってきましたが、すべて道修町の株仲間(道修町薬種中買仲間・仲間会所)が、薬の真偽や品質を鑑別し全国へ売っていました。

とはいえ、薬の吟味は人命に関わる大事なもの。薬の選定はとても困難であったため、仲間会所は中国医薬の祖神『神農炎帝』を祀り、日々お祈りをしながら、任務を遂行。

やがて和薬種が増えると、京都の五条天神より日本医薬の祖神『少彦名命』が招かれ、ともに祀られました。

この仲間会所があった場所が、現在の少彦名神社であり、少彦名神社の起源です。

くすりの道修町資料館

少彦名神社の左手に隣接する『くすりの道修町資料館』では、道修町のこれまでの歩みや営みなど、8つのテーマに分かれて資料が展示されています。

ここでは、約300年前からの貴重な資料や懐かしいパッケージをした家庭薬などが展示されているほか、資料映像ソフトで日本の医薬の歴史や道修町の暮らしをわかりやすく楽しく学ぶことができます。

『くすりの道修町資料館』は、3階展示室にあり、入場は無料なため、少彦名神社へお越しの際ぜひお立ち寄りください。

少彦名神社にある張り子の虎の意味

少彦名神社のシンボルといえば『張り子の虎』。この虎には、どのような意味があるのでしょうか。

遡ること江戸時代末期の1822年。伝染病の1つであるコレラが日本で流行り、当時コレラの特効薬がなかったため、たくさんの死者がでてしまいました。

コレラは、病にかかると2~3日でコロリと死んでしまうことから『三日コロリ』と呼ばれ、また、虎と狼が一緒に襲ってくるような恐ろしい病であったため、『虎狼痢(コロリ)』とも言われていたのです。

そこで、道修町に集う薬種商たちは虎の頭骨などの和漢薬を配合し作ったのが『虎頭殺鬼雄黄圓(ことうさっきうおうえん)』。

この薬には虎の字が名前に充てられていたことから、『張り子の虎』がお守りとして薬と一緒に多くの人々へ配られました。

明治時代に入ると、薬の配布は廃止されたものの、『張り子の虎』は、家内安全無病息災のお守りとして今に受け継がれ、神農祭のシンボルになっています。

少彦名神社では年に1度神農祭を行っている!

少彦名神社では、神農祭が毎年11月22日・23日の2日間に渡り開催されます。

当日は、大阪の御堂筋と堺筋にまたがる一帯に飾りや多くの露店が立ち並び、普段のビジネスオフィス街がにぎやかなお祭りの雰囲気に一変。

大阪市無形文化財にも指定されており、『大阪の祭りはえべっさんに始まり、神農さんで終わる』と言われ、大阪市内最後の祭りとして『とめの祭』とも呼ばれています。

開催は、10時から20時まで。笹についた張り子の虎を求めに、たくさんの人が健康祈願で訪れます。

少彦名神社の参拝時間・アクセス方法

参拝時間

毎日9時から17時までとなります。(土曜日は16時頃まで)
門扉は6時30分頃から18時30分頃まで開いていますのでこの時間であれば参拝は可能です。

アクセス

・大阪市営地下鉄堺筋線「北浜」駅 ⑥番出口 徒歩 5分
・大阪市営地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅⑪番出口 徒歩10分

少彦名神社は、道修町のビルに挟まれて、境内はとてもこじんまりとしていますが、神社の目の前にある金色の虎の銅像が目印となりすぐに見つかることでしょう。敷地内には駐車場はありませんので、徒歩でお越しください。

まとめ

神農さんの愛称をもつ少彦名神社は、地元の道修町を守る薬の神様として長く地元の人から親しまれてきました。

近年では、ペットの健康や交通安全祈願、そしてオリジナルなお守りや御朱印をいただけることでも注目を集める少彦名神社。

くすりのまち、道修町の歴史に触れながら少彦名神社へ健康祈願に訪れてみてはいかがでしょうか。

 

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